主婦を笑顔にするトイレ

水回りを新しくされたお客様のお宅に伺って、使い方やお手入れの仕方などをお伝えする機会があります。

先日も、あるお客様のお宅にお邪魔したのですが、トイレのご説明をさせていただいた際に、奥様がとてもステキな笑顔を浮かべられていたのが印象的でした。

今回は、このエピソードをもとに、「主婦を笑顔にするトイレ」についてご紹介したいと思います。

便器と床とが接していないトイレです。

まずは、上の写真をご覧ください。
そのお客様のお宅と同じタイプのトイレです。

よく見ていただくと、便器が床から浮いているのが分かります。

一瞬「えっ!?」と思われるかもしれませんが、 たまに駅のトイレや商業施設のトイレに設置されているのを見かけます。

ただ、この床から浮いているトイレ、住宅用として商品化されていることをご存じない方が意外と多いのでは? と感じています。

このタイプのトイレは、フローティング(浮いている)デザインと呼ばれ、数年前にTOTOさんから発売されました。

その特徴は、一目瞭然!

便器の下にライトが付いていて、夜間は足元灯になります。

便器と床とが接していないので、「すき間がない!」ということです。

普通のトイレでしたら、
便器と床とのすき間に汚れがたまるところですが、便器が床から浮いているので汚れがたまる所がありません。

トイレの床をお掃除するときに、一気に便器の下までキレイに拭ける爽快感(!?)
一度味わってみたいものです。

冒頭にご紹介したお客様のお宅には、ちょうど小学校低学年くらいの男のお子さんがいらっしゃいました。

便器と床との間にすぐに汚れがたまり、お掃除とても大変だったそうです。

この先ずっと便器と床とのすき間汚れを気にしなくてもいい、そのように考えたとき、お客様から思わず笑みがこぼれたのも納得ですね。

「あー、一度でいいから便器ごと取り外して床をキレイにお掃除したい!」
そう思われている方に、ぜひおススメしたいトイレです。

 

主婦を笑顔にするトイレのお話を共有いただいたところで、皆さま何となく気になっていませんか?

便器が落下してしまうことはないのか。

もし、仮に大相撲の力士が家に遊びに来たとき(かなり極端な例ですが)、「ちょっとトイレ貸してください」と言われたら・・・

横綱の体重に耐え切れずに、便器が落ちてしまわないかしら???

 

ちなみに、横綱白鳳関の体重は155㎏、稀勢の里関は173㎏です。(日本相撲協会公式サイトより)

横綱の体重に耐えきれず便器が落下しようものなら、それこそ我が家の一大事!ですよね。

そうならないために、メーカーさんできちんと対処してくださっていて、その上で商品として販売されていますのでご安心を。

 

便器が落下しないその秘密は、便器背面、背板キャビネットの中にあります。

実は、内部に頑丈な骨組みが組まれていて、見えないところでしっかりと便器を支えてくれているという構造です。

便器と後ろのパネルとの取り合い部分。スッキリ納まっています。

ちなみに、便器は陶器でできていて、耐荷重は220㎏だそうです。

これなら、仮に横綱の電撃訪問があったとしても、便座が落下することなくトイレを使っていただけますね ♪

ただここで、1点だけご注意いただきたいことがあります。

便器は安心だとしても、便座(ウォシュレット)は大丈夫? ということです。

便座はプラスチックでできているということもあって、耐荷重は100㎏です。
もちろん使い方にもよりますので、すぐに割れたりヒビが入ったりするとは限りませんが。

 

このブログを読んでくださっている読者さまの中で、もし体重100㎏超えの方がいらっしゃいましたら、単に便座(ウォシュレット)の破損だけではなく、カラダへの負担のことを第一にお考えいただき、僭越ながら、この機会にご自身の体重と向き合う時間を作っていただくのもよろしいかもしれませんね。

*   *   *   *   *

トイレを始めとして、水回り設備は日々進化を続けています。
そして、その進化によって私たちの暮らしは、より便利で快適なものに変化します。

これからも、ブログ記事を通して少しでも皆さまのお役に立てるような情報の発信を目指してまいります。

最後までお読みくださりありがとうございました。

浮いています。

(写真;TOTO東京センターショールーム)

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トレンドカラーのトイレ

LIXILショールーム東京_必見の価値ありです。先日、最近リニューアルされたばかりのLIXILさんの新宿ショールームにお邪魔してきました。

お目当てはズバリ、「トレンドカラーを取入れたトイレ」です。

LIXILさんのショールームに到着して、探すこと1分。ありました!

まっ先に目に飛び込んできたのが、写真のトイレです。

その場で思わず、「ほ~っ」と言ってしまいました。

これまで、トイレのカラーはどちらかというと控えめで、主張しすぎない傾向というのが個人的な認識でした。
トイレもインテリアの一部と考えると、これもアリだと感じました。

ちなみに、写真のトイレのようなカラーを「トープ(Taupe)」と呼び、フランス語で「モグラ」を意味するのだそうですが、実際にモグラの画像を検索してみたところ、トープカラー満載!でした。

そして、トイレの展示の壁面には「トープは灰色がかった茶色で、フランスの伝統色」と書かれた解説が貼られていました。

確かにフランスの高級ブランドのバッグにありそうな、上品な感じのニュアンスカラーです。

このトープカラーのトイレ、どんな空間にコーディネートされるのか考えただけでワクワクしてきます。
LIXILショールーム東京_必見の価値ありです。トレンドカラーは、その時代の人の気持ちを反映すると言われています。

技術革新が進み、私たちの暮らしや、人と人とをつなぐコミュニケーションは、電子機器なくしては成り立たないと言っても言い過ぎてはないくらい、すっかり電子機器に支配されてしまっています。

そのような時代だからこそ、私たちは「自然の中にある色」に懐かしさや憧れをおぼえるのかもしれません。
それがまさに、トープカラーです。

今回は、トレンドカラーを取入れたトイレのチェックが目的でしたが、その背景に隠れているものをあれこれ考えながら商品を観察することで、いつもと違った側面からモノを見ることができた貴重な機会となりました。

最後までお読みくださりありがとうございました。

(写真;LIXILショールーム東京)

トイレのつまりで困らないために②

節水化が進んでいるトイレ。上手に付き合うための使い方のコツを意識することは大事です。2018年、新年あけましておめでとうございます。
本年もブログを通して皆様のお役に立てる情報の発信をめざしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、前回の続きで、「トイレのつまりで困らないために」どうしたらいいか、考えてみたいと思います。

前回、「トイレのつまり」を未然に防ぐためには、「(トイレの)使い方に気をつける」に限ります、というようなニュアンスのことをお伝えさせていただきました。

それでは、トイレをつまらせないための使い方とは、具体的にはどのような使い方になるのでしょうか。
ここでは、次の2つの方法をご紹介させていただきます。

①(トイレの便座におしり洗浄機能が付いているお宅では)
「おしり洗浄機能」を併用して1回に流すトイレットペーパーの量そのものを減らす。

②(トイレの便座に「おしり洗浄機能」が付いていないお宅、もしくは「おしり洗浄機能」が付いていてもお使いになりたくない方の場合)
一度にいっきにトイレットペーパーを流すのではなく、数回に分けて流す。
※この場合、トイレのタンクに洗浄用のお水が十分たまっていることを確認してから流してください。
仮に、タンクの中の水量が不十分な状態で流してしまうと、結果的につまりやすくなります。

国内の水回り設備メーカーさんでは、自社のトイレ1回あたりの使用につき流すであろうトイレットペーパーの量を予め設定していることが多いです。(大便時には、トイレットペーパー5m流すとか、10m流すとか)
この設定がなければ、トイレそのものの性能を測ることはできません。

トイレを一回使うのに、どのくらいの量のトイレットペーパーを流すか、予め想定した上で製品化しているということになりますので、
仮に、メーカーさんの基準を超えて大量のトイレットペーパーを一度に流した場合、トイレがオーバーワーク状態となり、つまらせる確率も上がってしまうのです。
そして、場合によっては、中の汚水があふれ出し、大ごとになるという最悪のケースにつながることも。

本当に、「トイレのつまり」は厄介ですね。

でも、今回ご紹介したようなちょっとした使い方のコツを意識していただくことで、「つまり」を未然に防ぐこともできるのです。

過去に、「トイレをつまらせて焦った」というご経験をお持ちの方も、そうでない方も、トイレと上手に付き合うための予備知識として、頭の片隅にでも入れておいていただけたら幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

(写真;最新のトイレ_TOTO横浜ランドマークショールーム)

トイレのつまりで困らないために①

以前のものに比べると、便器洗浄時の音はかなり抑えられたものになっています。
皆様にとって、今年はどんな一年でしたか?

今年最後のブログになります。

今年の年末年始は、例年に比べてお休みが取りやすいという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな年の瀬に、「これだけはお伝えしておきたい!」ということがあります。

皆様に、よい「運」がもたらされますように、という願いを込めて、トイレに関するテーマをお届けしたいと思います。
長文につき、年末年始にわたり2回シリーズでお伝えしてまいりますので、お付き合いいただけると幸いです。

トイレで一番厄介なこと。
それは、「トイレのつまり」ではないでしょうか。

インターネットなどで検索すると、「トイレのつまり」に関する記事が多数掲載されていることからも、「トイレのつまり」は私たちの日常生活と切っても切れない切実な問題であることが伺えます。

ただ、情報の多くは、トイレが実際につまって「さぁどうしよう」という、対処療法的な内容のような印象を受けます。

それなので、ここでは、トイレをつまらせてからのお話ではなく、トイレをつまらせないためにはどうしたらいいのか、トイレとの上手な付き合い方に関するちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

特に、トイレットペーパーの使用量が「少し多いかも」、とお心当たりのある方にぜひご参考にしていただけたら幸いです。

「トイレのつまり」を未然に防ぐコツ。
それは、「使い方に気をつける」です。

あたり前のことかもしれませんが、「トイレのつまり」を未然に防ぐにはこれしかないと思っています。

それでは、具体的にどう気をつけたらいいのか。
この続きは、次回ご紹介したいと思います。

年明けからトイレのお話、皆様にとって良い一年になりますように。

最後までお読みくださりありがとうございました。

(写真;最新トイレの洗浄の様子_TOTO東京センターショールーム)